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歌詞

花屋

作詞・作曲  寺前未来

雨の降らない街の  小さな小さな花屋の主人は
いつも決まって  高いところから
玄関先に並んだ
太陽色した花に水をやる
いつか  いつか  と信じて

あの街で過ごした日々
出会ったばかりの君を
今でも覚えているよ
ほんとに胸がキュンとなったんだ

毎日の暮らしの中で  わずかでも優しい気持ちになって
いつかまた君に会ったとき
こんな僕を愛してくれてありがとう
って言うのさ

雨のよく降る街で
君は左側  赤い傘を僕に押し付けて
駆け出していった
「私の気持ちわかるの?どんなに辛いか あなたにわかるの?」
雨が涙に混ざっていた

あの時はわからなくて
ただ風景を眺めるよう
美しいと感じていた
ほんとにバカな男だったんだ

毎日の暮らしの中で  わずかでも優しい気持ちになって
いつかまた君に会ったとき
あんなことを言わせてしまってごめんね
って謝るんだ

君の中に僕がまだ居ますように

毎日の暮らしの中で  わずかでも優しい気持ちになって
いつかまた君に会ったとき
こんな僕を愛してくれてありがとう
って言うのさ

こんな僕を愛してくれて  ありがとう
ありがとう